6月19日(土)12時:【 #深層心理学 】ヒトがモノを買う心理について考えてみる。#3

6月19日(土)12時:【 #深層心理学 】ヒトがモノを買う心理について考えてみる。#3
配信日時 2021/6/19 12:00〜
タイトル 【 #深層心理学 】ヒトがモノを買う心理について考えてみる。#3 記事化予定📝
スピーカー ReiSatoki Kuboニック
説明文 ヒトが何かによって心を動かされる時、
それは知らぬ間にいくつもの心理効果が
働いてるのを知っていますか?🤔素人に毛が生えたマーケターと、ただの
心理学者による全26個のカスタマー心理学を
紐解くルームの第3回です。今日はどんな心理学が待っているのか…
ルームURL Clubhouseへ
ロガー ぷくし
※本記事に関する内容は、全てのスピーカーの記録および記事化の承諾の下掲載しております。なお、当メディアにおける記録および記事化のガイドラインはこちらをご参照ください。→詳しくはこちら

 

 

パレットメディアで毎週、深層心理分析やってます

Rei

Rei

みなさんこんにちは。来てくださってありがとうございます。

毎週土曜日の12時から開催しているこの“深層心理学”のルームですが。Satokiさんが心理学に詳しい方で。僕は僕でマーケティングをかじっていて本業がその分野なので、先々週からは“人がモノを買う時の心理効果について考えよう”というシリーズをやっています。

Rei
今日はその3回目ですね。( 第1回はこちら )( 第2回はこちら

購買意欲を掻き立てるカスタマー心理26選」こちらの参考記事を参考に、進めていきます!

今もマーケティング業界ではよく使われている心理効果が沢山載っていますね。

 

Satoki (久保諭樹) (@satochik)
ただの心理学者、たまに子ども用講師 / a just psychologist
顔や身体の形から心理をみる研究者 / 心理学者
研究分野は小児教育、発達障害ADHD発達支援 / 教育論者

 

Rei (@savoy37
パレットメディアの創設メンバー。🐩と2人暮らし。マーケティング支援事業。Clubhouse初のメディアサイト『パレットメディア』を運営。好きな事は喋ること。コスパの高い飲食店探し。元TSUTAYA店員の映画好き。

 

購買意欲を掻き立てるカスタマー心理26選

Rei
第1回目
1. アンカリング効果
2. 単純接触効果
3. バンドワゴン効果
4. 権威への服従原理
5. 一貫性の原理
6. マッチングリスク意識

第2回目では
7. 損失回避の法則
8. ハロー効果
9. 認知的不協和
10. カリギュラ効果
11. 社会的証明の原理
12. ウィンザー効果
13.バーナム効果

について話しました。というわけで続きから、参りましょう!

14. スノッブ効果

スノッブ効果

“希少性が高いものほど欲しくなる心理をスノッブ効果と言います。
人によっては「こんなガラクタが何で!?」と信じられない額で取引されることがありますが、それは希少性が高くスノッブ効果が働いているからです。(ある程度の需要も必要)
≪活用術≫
「限定100個!」や「残りわずか!」と希少性をアピールすることで、購買意欲を掻き立てることが出来ます。”

 

Satoki

satoki
この手法を取っているのはSupremeだよね。毎回個数限定で販売して、そして値段も毎回吊り上がっている。

Rei

Rei

ナイキのシューズのアプリも毎回抽選販売で「翌週この商品の抽選販売やります」って出してますね。当選したら買えますが、スニーカー好きの人たちは毎週この抽選を楽しみにして、自分の応募だけでは当たらないから友達にも手伝ってもらって応募しているぐらいです。

僕の担当の美容師さんがめちゃくちゃスニーカー好きで、彼は100足以上スニーカーを持っているんですが、ナイキのアプリ抽選は毎回応募していますね。

これも、個数を明記した販売では無いけれど希少性を打ち出していると思います。

Satoki
今の時代に一番合った売り方だと思う。昔は大量消費・大量需要の時代だったでしょ?今はそうでなくて「数少ないものに価値を」という時代になってきているよね。

Rei
僕がもう一個感じているのが、食べログとかの飲食店のグルメサイトや旅行系のサイトを見ると、「今何人が見ています」「今日何人が予約しました」とか出ますよね。あれは「今同時に同じ商品を見ている人が沢山いるから、今予約しないと無くなる!」って心理を作っていると思うのですが。これに関してはどうですか?

Satoki
今Reiさんが言ったのは、前回の話で出てきた「損失回避の法則」に近いかな。損失回避は「早く買わないと無くなってしまう」心理なんです。スノッブ効果は「残り少ないから買わなきゃ」というよりは、プレミア感に近いんですよ。

Rei
プレミア感のある商品を今買わないと手に入らなくなるから、手に入らないと損失に繋がる、そういう感情になるんでしょうか。

Satoki
そうそう。本来はスノッブ効果は、希少価値があるものを求める性質を指します。手に入らないとまずいと思う感覚とか。

ニック

スノッブ効果、うまいよね。直接的ではなく間接的で、うまい気がするな。

Rei
ちなみにですが、グルメサイトや旅行サイトの「今何人の人が見ています」は、リアルタイムの数字じゃない場合もあるらしいです。だから真に受ける必要性もそんなに無いらしいですよ。笑

Satoki
最近の買う側のカスタマー心理って大分賢くなってるから、売り方を考える側も、もっと考えなきゃいけないね。笑

 

14’. ヴェブレン効果

Satoki

satoki
ちなみにスノッブ効果を見つけた人は、バンドワゴン効果を見つけた人と一緒でハーヴェイ・ライベンシュタインです。

Rei

Rei
出た!笑

Satoki
彼が書いた有名な論文に『消費者需要理論におけるバンドワゴン効果、スノッブ効果、及びヴェブレン効果』という論述があって。1950年代に出た論文ですが、最初にバンドワゴン効果の話、徐々にスノッブ効果の論述になっていき、そしてヴェブレン効果へと展開する論文です。経済界では有名な論文ですよ。ヴェブレン効果は、今日の参考記事には書いてあるのかな?

Rei
ヴェブレン効果はこの記事にはないですね。せっかくなので説明してもらえますか?

Satoki
ヴェブレン効果は、安いものを買いたくなる心理、ようは百円均一ですよ。スノッブ効果の正反対の心理現象です。

Rei
でも今、安いモノのクオリティが上がりすぎて…。

Satoki
そうね、徐々に上がっているかな。でも安いモノのクオリティが上がるのは経済的にはあまり良いことではないんです。クオリティが上がったら値段が上がらないといけない。じゃないと給料が上がらないんですよ。

まさにライベンシュタインの論文で「良いものを安く買おうとすると、その国は貧困に陥る」って話が出ているんです。良いものにはそれ相応の対価を払わないと、経済が崩壊する。世の中が貧困になっていくという論文です。

これはまさに今の日本ですね。「安い日本」って呼ばれるようになってきています。アメリカもそうなりつつあって、困っているけどね。

僕は、職人が作った素晴らしいものが安く売られていたら、大丈夫?って思います。

汗水たらした対価を払いたいし、良いものには良い対価が欲しいのは皆そうであって、そうするべきで、誰かが価格破壊を起こすと経済は崩壊するんですよ。これがライベンシュタインの論文です。

逆に、今は生産されていない昔のプレミアのついた漫画や靴とかレコード盤などの価値が高まることがよく見受けられますよね。

これは僕の持論ですが、そうあるべきだと思っているんですよ。モノの価値は、ある一定の水準や時代、文化を乗り越えた瞬間に高まるべきだと思っていて。過去の実績に価値が高まって欲しい。それは、長持ちをするとか、価値の裏付けにもなると思うんですよ。経験がそこに蓄積されているから。経験や体験に対する対価なんですよ。だから支払いたいし支払うべきだし、自分もいつか支払われたいって思うわけです。

これが無ければ現代資本主義社会は成り立たない、とライベンシュタインは言っています。「なるべく安く安く」の方向に進むと、経済は辛くなります。

 

15. カクテルパーティ効果

カクテルパーティ効果

“雑音の中でも自分の名前を呼ばれるとハッキリと聞こえたり、様々な情報が飛び交っている中でも自分が求める情報をキャッチ出来ることをカクテルパーティー効果といいます。
≪活用術≫
メール配信などでカスタマーの氏名を入れると、カクテルパーティー効果により注意を引き付けることが出来ます。”
引用元:https://uxdaystokyo.com/articles/glossary/cocktail-party-effect/

 

Rei

Rei

営業の人って、日々膨大な量のメールが来るんですよ。メール件名に〇〇様って自分の名前が書いてあると、おや?って目が止まったりします。自分宛に来ているメールなのかな?ってメールを開いたり。

この記事はそういう活用を書いていると思うのですが。でも…カクテルパーティ効果って、音じゃないですか?

Satoki

satoki

うん、カクテルパーティ効果って、声・音・視覚・精神的な人間関係…いろんな方向に応用が可能なんですよ。

人混みで、黒い服を着た人が多い群衆に真っ赤な服の人がいたら、その人に目が行く。これもカクテルパーティ効果と考えて良いです。ガヤガヤした音の中で際立った音が一つあったら、みんなが耳を傾けてしまう。これもカクテルパーティ効果。

Rei
これ、昨日感じました!外食の時に、隣で僕と同じ名前が連呼されていて。僕のことでは無いんだけど「え?僕?」みたいに感じるとか。

Satoki
前の日に読んだ本のタイトルが居酒屋で聞こえてきたら、耳が傾いてしまうのもそうですね。カクテルパーティ効果は、見た目・声・音・いろんなところに応用が可能です

ちなみに、発達障害を抱えている人はこの効果を感じなかったりするんですよ。むしろ、真っ黒な服の集団の中に真っ赤な服の人がいようがいまいが、集団も一人ひとり全員個別に見ちゃうんです。群衆であろうが個であろうが、関係無いんですよね。全部一人ひとり見なきゃ気が済まなくなってしまう。だから彼らは疲れてしまうんですが。

アスペルガー症候群の人もそうです。気になっちゃうんですよ。100個の石の中に1個ダイヤモンドがあったとしても、他の100個の石も一つひとつ見てしまうんです。音に関してもそうです。

Rei
今、カクテルパーティ効果を調べていて、こんな記事を見つけたのですが。「電車で居眠りしていても、降りる駅の手前や、駅名がアナウンスされた瞬間に、自然と目が覚めるのも、カクテルパーティ効果が働いています」って書いてある。笑

Satoki
うーん、そうかなあ?笑 私は目が覚めませんからね(寝過ごしちゃうからね)。

Rei
僕も「へーそうなんだ!」ってならないんですが。笑

Satoki
カクテルパーティ効果は、本当にいろんな方向に応用が効きます。すごくキャッチーで、何にでも用いやすい言葉だし。

イギリスの心理学者のコリンチェリーって人が見つけました。提唱したのは1950年代かな。1950年代は心理学関連が高度経済と繋がって勃興した時期で、論文の数が計り知れないくらい出た時期なんです。コリンチェリーがこの効果を見つけた過程は、もともとは音の話だったんです。コリンチェリーは飛行機を作っていたので。

爆音の中でも友達の声だけは聞こえるのを感じた時に、カクテルパーティ効果ってあるなと思ったのを、後々に認知科学に応用していった経緯がありまして。

彼は電子工学を専攻していたのですが、カクテルパーティ効果が経済的に用いられそうだと思って、後に認知科学に進むんですよ。その時に「そういえば僕が経験した音の研究って、経済にも使えるな」って持ち込んでいるんです。

Rei
これ、実際の今のルームでもアンケートを取りましょうか。
自分の名前や、昨日読んでいた本の名前など自分に関わる何かが、関係ない別の場所から聞こえた時にハッと意識が向いた経験のある方、ハンズアップしてください。

、、、

ありがとうございます。
20名中17、18名くらいの方が手を挙げてくれましたね。「カクテルパーティ効果」やっぱりすごく日常的ですよね。

 

16. 保有効果

保有効果

“人は何かを欲しいと思った時よりも、手に入れた時の方がモノの価値が増大します。
この心理を保有効果と呼びます。
≪活用術≫
以前ロッテリアが「美味しくなかったら全額返金」というキャンペーンを展開していましたが、これは保有効果を活用したものです。

返金率は結果的に0.2%であり、ハンバーガー1個あたりの損失は1円程度と大成功を収めました。”

 

Rei

Rei
この効果はちょっと僕わかんないなぁ。

Satoki

satoki

ユニクロがやってるでしょ。着た後でも返品を受け付けている。あとドモホルンリンクルもまさにこれだね。

人は、一回保有したものや買ったものを、全部返品しても良いよと言われても、手放したくなくなる。一回保有した時点で自分の中で価値が上がる。いわゆる愛着なんですよね。モノに限らず、環境でもそうです。

Rei
これって返品するということへの面倒くささが勝ってる気がするんですが、どうなんですか?

Satoki
実際にそれを返す時、もしくは売り払う時の手続きが多いほど、この効果は薄れるでしょうね。

これを提唱したリチャード・セイラーって人は、この論述によってノーベル経済学賞を取ってるんですよ。

シカゴ大学の人で、すっごい有名人です。提唱されたのは今から40年くらい前で、ノーベル賞に至ったのは2017年だから最近の話です。

セイラー教授が保有効果を提唱した論文の中で「占有する領域を、その後返すかどうか」って問うんですよ。戦争状態が終わった後とかにね。北方領土とか竹島とか尖閣諸島とかまさにそうだけど。

一度自分のものになったものを返すことは、非常に難しいんです。とある会社を買収したとしますよね。でも買収した後に返してと言われても、絶対返したくないんですよ。市場価値の上昇などが無くても人は返すことを拒むだろう。これが「愛着による抵抗心」として提唱されています。

このことの言語化に正解したのがリチャード・セイラー。この論述がのちに認められ、ノーベル賞を受賞しました。

セイラー教授は今も元気で、精力的に活動しています。本も沢山書いてます。

ダイヤモンド社が彼の論文を日本語化して出版していますね、『セイラー教授の行動経済学入門』。この本はすごく良い本ですよ。現代の人の行動や、理論づけられない定量化されない人の動きをうまく言葉にして表してくれています。言葉の選び方が、ほんっとに秀逸で、凄いうまいんですよ。彼の本はおすすめですよ。!!

Rei
へーー!リチャード・セイラー。面白そう。

Satoki
彼は実は、ハリウッド映画にも顔出したりしているんですよ。笑 そういうお金関係の映画の中に出演しています。まさに現代の経済・資本・お金を世界一わかっている人間の一人でしょうね彼は。一番新しい著書は『行動経済学の逆襲』という本です。僕はこれ読みたいですね。

 

17. 決定回避の法則

決定回避の法則

“人は選択肢が多いと決定を拒む心理があります。
なので、あまりに選択肢の多いサービスや商品というものはあまりカスタマーに好まれないのです。

≪活用術≫
「あなたにおすすめなサービスはコレ!」と選択肢を狭めてあげることで、意思決定しやすくなります。”

 

Rei

Rei

優柔不断ってやつですかね?

これ、完全にマーケティングの話になるんですが。インターネットで、アマゾンや楽天などの総合モールを除いて、ブランドや自社のECサイトでお買い物をする人向けの話なんですが。わかりやすい例が化粧品の話で、化粧品を選ぶ時は、たくさん種類があって選択肢が多くて「どれが自分の肌に合っているんだろう?」って商品のパッケージの裏とかを見て、向き不向きを選んでいくと思うんですが。

Rei
これを今、コスメのサイトでは“チャットボット”を使って、ユーザーを誘導していくんですよね。

サイトに行くと「あなたに合うクレンジングバームを調べましょう」とかポップアップが出てきて、次に「お肌の悩みはなんですか?」の問いに角質・黒ずみ・毛穴などから悩みを一つ選ぶとさらに「お肌の仕上がりは?」と出て来て、「しっとり派・さっぱり派」でまた選ぶ。…そうして順番に答えて行くと最後に「あなたにはこのクレンジングバームがおすすめです」って商品が出てくるんです。こうやって実際にチャットボットを経由すると、購入する人の割合がめちゃくちゃ高いんですよ。

Satoki

satoki
この法則ね。別名「ジャムの法則」っていうんですよ。

Rei
パンのジャムですか?

Satoki
そう、ジャムです。一番好きなジャムがあったとして、いつも置いてある場所に他の種類のジャムも20個くらい置くと、沢山あると他のものを選べなくなるんです。「他のもあるんだ」と思いつつも、結局みんないつものジャムにいくんですよ。

決定回避の法則は、「選択肢が多いと拒む」というのもひとつですが、本質的には「たくさんの選択肢があっても自分がいつも使っているものを選んでしまう法則」って言った方が多分正しい。

Rei
これ……またの名を、「松屋の法則」とかって呼んでいいですか?

Satoki
え、、、ど、どういうこと?それ笑

Rei
いや、あのー……松屋って、いっぱい種類あるじゃないですか。

Satoki
ある。馬鹿みたいにあるね。笑

Rei
そう。馬鹿みたいにあるし、いっぱい新作も出るんだけれど、ちょっと冒険して外れたら嫌だなって思って、いっつも僕は牛カルビ焼肉定食を食べるんですよ。

Satoki
笑。
そうです、まさにReiさんが経験したそれのことです。選択肢があったら選びづらいのは法則の入り口であって、「結局はいつも選んでいるものを結局選んでしまう」という人間の心理効果ですね。

僕はこれはTEDで知ったんですよ。シーナ・アイエンガーというコロンビア大学の教授がいて、決定回避の法則を提唱した人ですが。まだ若い50代か40代だったかな。今の若手研究者の中では素晴らしい実績を残していて、大統領による賞とかも獲っているね。

Rei
多分この人が出している『選択の科学』って本が、研究分野に近いですかね?

Satoki
そう、世界的にバカ売れですよ。この本の売れ方は半端じゃなかったです。

本のタイトルは日本語訳では『選択による科学』だけど、アメリカでは『The art of choosing』というタイトルです。『選択の科学』じゃなくて、美術とか美学のタイトルなんですよ。もうバカ売れで!僕も読みましたが良い本でしたよ。

シーナ・アイエンガーは、本当にすごいです。まさに今の、物が溢れて選択肢が沢山ありすぎる世の中で、自分が選ぶものがこれである理由を説明してくれるんですよ。いくつもの選択肢から、なぜそれを選んだのか?全部理由を探してくれるんです。

Rei
これ面白そうだな〜!

Satoki
シーナ・アイエンガーが、この領域の先駆者って言っても良いんじゃ無いかな?みんなが経験している事例で「なんでだろう?」って思うものほど研究の価値は上がるんですが。だからシーナ・アイエンガーはこの効果の提唱でノーベル賞を取ったんですね。

Rei
なるほどね~。いや~、これはめっちゃあるあるでしたね。

これは日本名で言うと、「松屋の法則」にしておきましょう!笑

 

18. 松竹梅の法則

松竹梅の法則

“複数の選択肢があると、中間のものを選びたくなる心理を松竹梅の法則といいます。
つまり1,000円、3,000円、5000円の商品ラインナップがあった場合多くのカスタマーが3,000円の商品を選択するのです。

≪活用術≫
ネットサービスなどにおいては、成約率を上げたいサービスの上位プランと下位プランを作ることで、本当にセールスしたいプランをカスタマーに選択させることができます。”

 

Rei

Rei
商品を、3,000円で売ろう!とした時に、3,000円のプランを1個だけで打ち出すよりも、1,000円・3,000円・5000円のプランも作った上で3000円のプランを打ち出す方が、3,000円のプランの売れる率が高まる。それを選んでもらう率が高くなります。ということですね。

Satoki

satoki
これは海外での言い方は「ゴルディロックス効果」ですね。ゴルディロックスって、ヨーロッパの『三匹の熊』って童話に出てくるんですよ。

ニック

『三匹のこぶた』じゃなくて?

Satoki
熊さんなのよ。その童話の中に女の子が出てきて、その名前がゴルディロックスなんですが。真ん中がちょうど良いよねって話なんです。次男が一番得をする、みたいな話で終わるんですけれど。
発達心理学の領域とか、経済学が合わさってできた効果です。

Rei
これ…ゴルディロックスって、いろんなジャンルに使われていますね。マーケティングにも使われている。金融相場にも使われている。は~~~、なるほど……!

Satoki
そう、ものすごく幅広く使われる効果です。日本では松竹梅って言うけど。

人は3つ用意された中に挟まれた真ん中の一つに、心地良さを感じるんですよ。それを海外ではゴルディロックス効果と言います。そのことを日本経済に当てはめた時に、誰かが「松竹梅」って言ったんでしょうね。

ランチを提供しているイタリアンの店とか行った時に、だいたいランチメニューって3種類あるじゃない?人はだいたい真ん中を選んじゃうんですよ。
僕の知り合いにイタリアンのお店を出している友達がいるんですが、メニューの真ん中には、残りの食材で作りやすい料理を入れています。なぜかと言うと、真ん中に書くと良く売れるから。それで彼は在庫整理をしていますね。

…っていう法則を教えたのは私なのですが。笑

Rei
Satokiさん、うまいなぁ〜。笑

 

19. テンションリダクションの効果

テンションリダクションの効果

“大きな買い物や意思決定をした後に緊張が解れる心理です。
例えば数万円の買い物をした後に数百円のものを勧められると、「数百円くらいいいか」と購入する可能性が高まります。

≪活用術≫
オプションサービスや商品は必ずメインが成約に至ってから勧めるといいでしょう。”

Satoki
これは、あるあるすぎる……。

Rei

Rei
これは…保険会社と車と、あとは家ですかね!「カーナビ、今なら10万円で買えますよ!」みたいな。

Satoki

satoki
500万くらいのものを購入して、そこに追加で10万付いても付かなくても、わからんからね。

Rei
大きい買い物をした後はわかりやすいですよね。大きい購入が決まった後の、ちょいちょいしたオプションですね。結婚式とかもそうなのかな?

ニック
スーツのオプションとかもかなぁ?

Rei
あとは金額の桁が全然違いますけど、クリーニングとかもそうじゃないですか?汗ジミ抜き付けますか?100円ですよ?みたいな。あと携帯のオプションもそうじゃないかな?

Satoki
オプションが存在する商品すべてに共通してあると思うよ。

でもオプションを重ねれば重ねるほど、信頼は失う気はしますね。僕はこのテンションリダクションの効果の法則を知っているので。「あ、この人、テンションリダクション使おうとしているな…」ってわかっちゃうんですよ。

Rei
僕もずっと営業職なので、営業の時も相手に、まずちょっと大きい無理そうなお願いをしてみるんですよ。そして大きいお願いに対して「いや、ちょっとそれは、さすがにそれ難しいね」って言われた後に、「わかりました。じゃあちょっと頑張らせてもらいますんで、これだったらどうですか?」みたいな1、2段下げた提案を次に行うことで、そこを受け入れてもらいやすくする

Satoki
ドアインザフェイスだっけ?「100万貸してよ。」「100万円はちょっと…」「じゃあ10万は?」。
これも今まで出てきた効果で解説できるんじゃないかな?人は一回顔をつっこむと、話を聞かざるを得なくなる効果です。

Rei
ドアインザフェイスで調べると、グロービス経営大学院の「ドア・イン・ザ・フェイス・テクニック」というのが出てきますね。

「本命の要求を通すために、まずは過大な要求を提示し、相手に断られたら、小さな要求を出す方法」って。「人間心理を利用した交渉テクニックの一つ」って書いてありますね。

これも、実際そういう経験があるか、聞いてみたいですね。

Satoki
私、経験ありますよ。

バイクを買った時に、店員さんに「タイヤの空気に窒素を少し含ませると、抜けにくくなるんですよ」って言われて、そのオプションを付けまして。買った後に調べたら、窒素を入れても入れなくても別に変わらないというのがわかった。笑

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リスナーさんの体験談
・25万円の制服を一括で買った後に、いつもは買わない1000円の食パンを買いました。
・高級ブランドで高いバッグを買った後に、数万円するチャームを一緒に買っちゃいました。
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お知らせ。マッチングアプリ監修します!

Satoki

satoki
私がもうすぐ、マッチングアプリを監修することになりまして。

Rei

Rei
おぉ~~~!じゃあ、ギリギリ一歩オーバーくらいまで宣伝してもらって良いですか?

Satoki
マッチングアプリって受動的ですよね。何人かピックアップして相手を選ぶわけです。そして選んだ人から選ばれればマッチが成立します。これって遊びでマッチングアプリを使っている人と真剣に使っている人とを、アプリを使い分ける必要があるんですよ。それをひとつのアプリで成立してしまえば良くて。

その人の載せているプロフィール文章、写真の顔の形、その人の筋肉の形で分析して、一番凸と凹が合いやすい人同士を自動的にくっつけるアルゴリズムを今開発しています。

Rei
それって自動でできるんですか?

Satoki
僕が手動でやったら、僕死んじゃうじゃないですか。笑

Rei
サービス名は出ていますか?リリースしたら、またルームをやらせてください!

Satoki
もうすでにサービスがあって、そこに僕が入ります。僕、恥ずかしがり屋なので。名前は出せないかもしれない。

Rei
……今、電波が悪くてちょっと聞こえなかったなぁ。

Satoki
都合の良い電波だなー。笑

それやってたらすごい面白くて。なのでマッチングアプリを作りたい方は、ぜひご連絡いただければ、監修いたしますので。

Rei
Satokiさんは福岡の女性は、ほとんど唾つけた形ですか?

Satoki
なんでやねん!

Rei
と、いうことで。Satokiさんのアプリなんでしたっけ?

Satoki
僕、恥ずかしがり屋なので。シャイなんです、わたし。

 

Rei
……(無音)

Satoki
もしもーし!!!

Rei
もしもーし!…って!笑

ニックさんからは、何か告知ありますか?

ニック

特にないですね。僕は基本、風来坊な男でございますので。基本は僕、固まりたくない男なので。笑

 

まとめ

Rei

Rei

そんなわけで、今日も聞きにきてくれた皆さんありがとうございました。

今日の番組は毎週土曜開催の、深層心理学から派生して人の心理について考えるルームですが。

Rei
このルームを開いている母体の「パレットメディア」のことをお話させてもらうと。クラブハウスの中では初の、ルームの中で話している話題やトピックを記事にして外に公開する試みをしています。パレットメディアのwebサイトにて、スピーカーの同意が取れた部分を記事化しています。

パレットメディアでは記事化を手伝ってくれる方も募集していますので、もし興味があればDMください
みなさん、ありがとうございました!

一同
ありがとうございました。

登壇者

Rei(@savoy37)/モデレーター

Satoki(@satochik)/ただの心理学者

ニック(@nikku511)/ナチュラルモテボイストレーナー

編集:ロガー

 

カナダ移住し広告とEC運用してます。パレットメディアで記事書き|Clubhouseで【旅部】の部屋を開いたり|多拠点居住話が聞きたい|リンク先に記事や告知掲載|越境EC 北米移住←広告代理店←EC企画運用←PM•デザイナー|日本とカナダのデュアルワーク始めました。

Twitter:https://twitter.com/pukushi
note:トロント暮らし

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